この絵本を読んで。先のことは一旦おいといて、
「やりたいこと」を優先順位の一位にして、「苦手なこともチャレンジ」してみた物語。
大事なのは、体験、経験だから。
これは、ニンジンはまずい、たべたくない、という情報を、そうでもないな、
本当は大丈夫、という情報に書き換える「きっかけ」を描いていると思う。
このあと、彼女はニンジンに苦手意識はなくなるのかもしれない。
また、食べなくなるのかもしれない。
そんなことより、大事なのは「チャレンジできない」と思っていたものでも、
ちょっと目をつぶって、やってみるだけで次の段階へすすめる、という実感を本人が経験することだ。
それを促すきっかけを『本人がやりたいこと』がつくってくれる、というストーリーだ。
この本をよんだこどもたちが、チャレンジをしてみたら、「意外とできるんじゃん!」 っていう情報になるんだろうと思う。
自信がでてくる。
かるがる、やっちゃうんだ、と。
そして、本当に一番やりたいことを、いま、やるんだ! と。
レビュー投稿者:マインドゼロ
レビュー書籍: にんじんなんかだいきらい
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